俳優

インタビュー

復刻ロングインタビュー〜大怪優!【三谷昇】が仕事を振り返る

ついつい映画の中に探したくなる存在感抜群の名優。黒澤明監督や深作欣二監督、市川崑監督、伊丹十三監督らそうそうたる巨匠たちとの仕事についてと、自身の役者人生を振り返って語るインタビューを復刻。
2023.01.28
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俳優語り! 現代劇で探る、希代の時代劇スター【市川雷蔵】が永遠のスターな理由

『眠狂四郎』シリーズなどの時代劇スター・市川雷蔵は現代劇においても素晴らしい作品を残している。本格的な現代劇登板は市川崑監督の『炎上』から。三島由紀夫の「金閣寺」を映画化した野心作で、雷蔵は国宝寺院に火を放つ吃音の青年僧というリスキーな役柄…
2022.12.04
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追悼カーク・ダグラス!〜パターン別でみる監督になった俳優たちの軌跡とおすすめ映画〜

「監督へと活動を広げていった俳優」の先駆者たちを一気見でチェック!パターン別で検証、映画タイトルもご紹介!並べてみれば表現の道を切り開いてきた俳優の奮闘の流れがみえてきました。
2021.01.02
インタビュー

復刻超ロングインタビュー【女優・岸田今日子】魅惑の表現者に聞いた、仕事と妄想的恋愛論

舞台、映画、ドラマ、文筆…多才な表現者、女優・岸田今日子の雑誌掲載インタビューを復刻。舞台女優としてヒロインを演じた三島由紀夫演出の『サロメ』のことから俳優・仲谷昇との結婚生活、「妄想的恋愛論」までを語る
2020.12.03
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俳優語り!【原田芳雄】ヒストリーを出演映画、周辺カルチャーと辿る。

美空ひばりとジョニー・マティスに心奪われ、落語にもゾッコン、5代目古今亭志ん生を“心の師”としていた。中学2年で「素人ジャズのど自慢」に出場、「ローズ・タトウ」を唄った(ただし、鳴った鐘はひとつ)…映画、ドラマ、演劇、ライブ。原田芳雄の足跡を辿る。
2020.11.16
タイトルで観る洋画

デニス・ホッパーの『イージー・ライダー』とは?アメリカン・ニューシネマって?伝説の理由を解説!

デニス・ホッパー、ピーター・フォンダ、ジャック・ニコルソンの共演!マリファナ、人種問題、ベトナム、反体制運動の激化など病めるアメリカと揺れる若者たちの悲劇。リバイバルで今もなおアツいワケを解説。
2020.11.05
インタビュー

蔵出しインタビュー【加藤武】名キャラ!市川崑監督・金田一シリーズの「よし、わかった!」警部役誕生秘話!!

自ら解説、市川崑監督版、映画金田一シリーズに登場する名物キャラ「よし、わかった!」の警官誕生裏話。毎度豪快にミスジャッジ、時に粉薬を噴き出す胡散臭いコメディリリーフ。「生々しい物語だから、ホっとする場面が欲しいでしょ…
2020.10.18
インタビュー

復刻インタビュー/高田文夫が語る、エンターテイナー【植木等】二枚目がトンデモないことをしでかす面白さ

「あんなに高笑いした喜劇人っていないんですよ。エノケン(榎本健一)だってロッパ (古川緑波)だって(柳家)金語楼だって、あんなに底抜けには笑わなかった。喜劇人は笑わない、という昔からのセオリー、しがらみとか伝統みたいなものとは関係ない…
2020.10.17
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俳優語り!和製ドラキュラを違和感なく出現させた怪優【岸田 森】

この人が出ているだけでイッツ・オーライ!作品に付加価値を与え続けてきた男。和製ドラキュラで日本のクリストファー・リー。毎回、メーキャップと衣装と演技プランは凝りに凝って、喜怒哀楽を滲ませた決めの表情(得意の死に顔も含め!)を披露した…
2020.10.14
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俳優語り【金子正次】壮絶人生。ホンを書き、自ら主演することにこだわり、命と引き換えに映画を遺した

ホンを書き、自ら主演することにこだわり、命と引き換えに映画『竜二』を遺した役者、脚本家。1983年10月29日より東映セントラル配給でロードショーの始まった『竜二』の公開から1週間後、胃ガンで世を去った。享年33。
2020.10.08
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松田優作、何がスゴいのか。日本映画界を駆け抜けた異端児の逸話と伝説

松田優作の凄さ、スター性を超わかりやすく解説! 出演作でおすすめの映画、ドラマ、歌を紹介しつつ、その生涯をざざっと振り返ります。関連作品がほぼ動画配信サービスで観られる人気の秘密はコレ!
2020.09.22
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漫画ワンピースの青雉のモデル!今もなおカッコイイのアイコン!ドラマ『探偵物語』の「工藤ちゃん」って? 松田優作の脚本家・丸山昇一との挑戦から解説!!

漫画ワンピースの青雉のモデル!テレビドラマ『探偵物語』の「工藤ちゃん」を深掘り。松田優作の脚本家・丸山昇一との挑戦から紐解いて解説。「主人公の探偵はさ、事務所を持ってるか持ってないのかわからないんだけど、サイドカーに寝袋積んでるってのはどうかな」
2020.09.22
インタビュー

蔵出しインタビュー/俳優【夏木陽介】が俳優【佐藤允】を語る〜東宝アクションの思い出と共に

役者・佐藤允(さとうまこと)のこと、60年代の東宝スタジオの様子もよくわかる、貴重なインタビュー。「〜その芝居は今の目で見ると舞台劇に近いんだよね。とても繊細なんだ。ときどき、随所にそういう「ああ〜、舞台の俳優さんだな」って感じさせるところが…
2020.09.04
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俳優語り【高倉健】ロマンやファンタジーを仮託できる特別な存在。劇場をライブ空間に変えてしまった希有なアクター

その人が出ているだけで映画が成立し、大勢の観客が集まる。スクリーンに向かって観客席から思わず掛け声かかかり、劇場をライブ空間に変えてしまう希有なアクター。映画がかき立てるロマンやファンタジーを仮託できる、特別な存在だった…
2020.08.28
インタビュー

三浦春馬20歳の復刻インタビュー〜LOVEについて

出演した映画『君に届け』の公開の年。人生にまつわるさまざまなLOVE、舞台、映画、役者であることについてなどを語ったインタビュー記事。
2020.08.22
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俳優語り/松田優作とCM。あのコマーシャルがあの映画監督との仕事だった!

工藤栄一監督が演出した「ビクター ポータブルコンポ√5〈俺の道づれ篇〉」、川島透監督の「マンダム・ギャツビー・ヘアブロー・シャワーフレッシュ」、「TRIANGLE」では崔洋一監督と。松田優作が挑んだコマーシャル映像の仕事と背景。
2020.08.18
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俳優語り【丹波哲郎】映画・ドラマのキーマンを背負う、銭のとれる確立された芸と洒落っ気

1970年代の丹波哲郎は、充実しきっている。無論それまでもキーマンとして、数々の作品を彩っていたが、如実に主演作、ドラマの中心を担う映画が多いのだ。たとえば、深作欣二監督の『軍旗はためく下に』…。
2020.08.14
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俳優語り【森繁久彌】誰にでもマネできないリズムとアドリブ。ギラつきのない、灰汁を抜いた芝居へ

とてもいかがわしい魅力に満ち、ギラつきのない、灰汁を抜いた芝居へ。1970年代になると『夫婦善哉』などで体現したダメ男を好んで演じるようになる。まるでライフワーク『屋根の上のヴァイオリン弾き』の役柄と差別化をはかるがごとく…
2020.08.01
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俳優語り【金子信雄】悪役のメソッドを浸透させた、究極のラスボス

『仁義なき戦い』シリーズの自己保身に長けた狡猾な組長。少し口元を曲げ、苦虫をつぶしたような顔で「わしゃあのぉー」とやや甲高い声でやれば、誰でも金子信雄、いや、悪役になれるそのメソッドの浸透力は一時、ヒーロー並みだった…
2020.07.30
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俳優語り/ニヒルを体現した俳優【成田三樹夫】

例えば『座頭市地獄旅』。友情を深めた市(勝新太郎)とラスト、暗譜で将棋を指し、詰めの一手で勝負! クールでスマートな浪人・十文字は見事な仇役だった…松田優作主演のTVシリーズ『探偵物語』での服部刑事役。「工藤ちゃ〜ん」のセリフ回し!
2020.07.26
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自作自演の御三家ウディ・アレン、イーストウッド、ゴダール を比較、極意を探る

俳優として演じ、監督してまとめ上げるエキスパート、ウディ・アレン、クリント・イーストウッド、ジャン=リュック・ゴダールの3人の個性に、自作自演する理由を探る。
2020.07.21
インタビュー

蔵出しインタビュー【宍戸錠】永遠の愛されキャラ、エースのジョーって?

「僕は御三方全員と共演しましたけど、裕ちゃん(石原裕次郎)はやっぱり不動の4番バッターでしたね。で、3番と5番に控えていたのがアキラ(小林旭)とトニー(赤木圭一郎)の二人なんじゃないか。裕ちゃんが都会派だとすれば、アキラは地方派…
2020.07.13
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俳優語り【小林旭】『水曜どうでしょう』でも歌われた「自動車ショー歌」のマイトガイ。どんな大スター?が分かる!

小林旭は常に大スターでありつづけた。十年一周期ともいえるスパンで、次々と栄光(&挫折)の歴史を刻みこんできた。日活アクションでの黄金期。美空ひばりとの結婚。「昔の名前で出ています」「熱き心に」の大ヒット。『水曜どうでしょう』で「自動車ショー歌」復刻…
インタビュー

蔵出しインタビュー【加藤武】デビューから金田一シリーズ出演までのこと、日活映画のこと…名キャラクター誕生の裏話!

『金田一』シリーズ「よし、わかった!」の警部役、加藤武が語る、デビューから金田一シリーズまでのこと。日活映画出演作『月曜日のユカ』『愛のお荷物』『競輪上人行状記』『喜劇・いじわる大障害』『豚と軍艦』や『犬神家の一族』出演秘話。
2020.07.07
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【中村錦之助/萬屋錦之介】って?戦後時代劇の東映スーパースター! 主演作・経歴…一気解説

声良し、所作良し、立ち回りも良し。天才役者にして戦後時代劇のスーパースター。その64年間の歩み、多彩な役柄を通じて映画の歴史を変革し続けた挑戦の軌跡をザックリと振り返ってみたい。そもそも彼は、古典の芸事をしっかり身に付けた役者であった…
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追悼・数々の名演を遺した役者【加藤武】善人悪人変人どんな役柄でも観客の目を奪う名バイプレーヤー

善人悪人変人どんな役柄でも観客の目を奪い、数々の名演を遺した名バイプレーヤー加藤武の役者人生を振り返る。…快活にして豪快。グルーヴィーでゴキゲンな加藤さんの“語り芸”をナマで堪能させてもらった。あの江戸前の歯切れのよい口跡!…
コラム

書評【加藤武 芝居語り 因果と丈夫なこの身体】名アクターの語り芸一代記、役者を志している方ならば必読!

戦後日本演劇界、映画、TVドラマ界を駆け抜けた名俳優の、まさに絶品の語り芸による一代記。善人悪人変人なんでもござれ。ホームグラウンドの「文学座」の舞台では時に主役も演じたが、主にバイプレーヤーとして活躍、どんな役柄であろうと観客の目を引き付けた…
2020.07.03
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俳優語り!急進的かつ根源的。人生をラジカルに駆け抜けた漢【菅原文太】

無数の煩悩に満ちた人間ドラマを演じてきた役者・菅原文太。新東宝、松竹を経て、1967年に東映へ。既にデビューして9年が過ぎていた。あまたの脇役、助演を経験した。それは新天地、東映でも変わらなかった。時は、着流しスタイルの東映任侠映画の全盛期…
2020.06.26
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俳優語り【高峰秀子】美と醜、聖と俗、善と悪…人間世界の裏表を表現した、忘れ難き女優の代表作を辿る

手っ取り早く代表作を探れば、山本嘉次郎、成瀬巳喜男、木下惠介という、彼女の出演歴の多い3巨匠の作品になるのだろう。だが忘れ難き高峰秀子はもっと無数にいる。それらも含め、ざっと概観してみるとしよう。まずは子役時代…
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俳優語り【小林桂樹】役柄を選ばない名優、山下清から東条英機まで。おすすめはシリアスモード!

その作品歴を眺めれば、『社長』シリーズを筆頭とする東宝サラリーマン喜劇での軽みばかりだけでなく、シリアス&ハードな名演も無数に残している。まずはやはり映画では『黒い画集 あるサラリーマンの証言』…
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俳優語り【安藤サクラ】咲き乱れた年の『0.5ミリ』と『百円の恋』で見えるパフォーマーとしての凄み

オーディションで勝ち取った役に、激しい体重の増減と肉体改造で挑むなど、安藤サクラが咲き乱れた2014年の主演映画2本から見えてくる、役者の血統と覚悟の凄み。2018年の出演作『万引き家族』で国内外の女優賞を集めたのも納得の要チェック映画レビュー
2020.06.19
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角川映画の繁盛期と、常連俳優・夏八木勲

角川映画を、常連、バイプレーヤー夏八木勲とともにざざざっと振り返るレビュー!『人間の証明』『野生の証明』『戦国自衛隊』『悪魔が来たりて笛を吹く』『白昼の死角』『金田一耕助の冒険』『復活の日』『化石の荒野』『キャバレー』『天と地と』…
2020.06.02
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