動画爆愛語り

タイトルで観る洋画

英国の巨匠ケン・ローチ監督のパンクな逸品。不寛容な現実に立ち向かうワーキングクラスヒーロー『わたしは、ダニエル・ブレイク』

理不尽な社会に心に中指を立て、不寛容な現実に、逆に闘志を燃やし立ち向かうワーキングクラスヒーロー、還暦を迎える大工職人の闘志に泣き笑い。英国の社会派の巨匠ケン・ローチ監督のパンクな逸品。出演デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアーズほか。
2020.08.31
タイトルで観る洋画

『キル・ビル Vol.1』はマカロニ・ウエスタン、クンフー、スプラッタ時代劇に怪獣映画、ブラックスプロイテーション…埋もれた名作映画祭!

マカロニウエスタン、クンフー、スプラッタ時代劇に怪獣映画…。そこかしこにあの名画座のえた匂いがたちこめている(ちなみに監督は本作を故・深作欣二に捧げている。実質、ゴッタ煮映画の帝王・石井輝男リスペクトとしか見えないところはご愛敬)。
タイトルで観る洋画

『危険なメソッド』人に巣食う怪物!クローネンバーグ監督のアンバランス劇場

監督デヴィッド・クローネンバーグはもともと、精神分析や心理学になじむテーマを好んで描く作家であったが、ついに精神分析の創始者ジークムント・フロイトと、分析心理学の開祖となるカール・グスタフ・ユングの実話ドラマへと行き着いた。
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監督語り/石井輝男の映画魂〜キング・オブ・カルトの異才

ジョン・ウー監督が来日した際のインタビュー時、ウー氏が尊敬する石井輝男監督の話になった。「石井先生はお元気ですか?」と訊かれた。「残念ながら、すでに亡くなられました」と答えると、ひどく驚かれた表情をウー氏は一瞬見せた…
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俳優語り【高倉健】ロマンやファンタジーを仮託できる特別な存在。劇場をライブ空間に変えてしまった希有なアクター

その人が出ているだけで映画が成立し、大勢の観客が集まる。スクリーンに向かって観客席から思わず掛け声かかかり、劇場をライブ空間に変えてしまう希有なアクター。映画がかき立てるロマンやファンタジーを仮託できる、特別な存在だった…
2020.08.28
タイトルで観る邦画

オザショー映画!『競輪上人行状記』とことん堕ちても這い上がる破滅僧の顛末

小沢昭一の代表作であり、多くの迷い人にもチカラを授けてくれる説法映画。扮するは中学校の教師から実家の貧乏寺を継いだ葬式坊主。胸のなかにあった理想はどんどんネジれ、ふと手を出した競輪でビギナーズラック。待ち受けるは壮絶な泥沼人生…
2020.08.28
インタビュー

蔵出しロングインタビュー【小沢昭一が、映画監督・今村昌平を語る】

「僕は、今村映画にはほとんど全作関わってきましたから。出演したのも彼のデビュー作の『盗まれた欲情』からだし。『女街』一本だけですかね、まったく関わってないのは。たとえ出てなくても『人間蒸発』では宣伝担当なんてえのをやりましたよ…
タイトルで観る洋画

『イースタン・プロミス』映画史に残る!フルチンで大乱闘からの社会派!!

『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に続いて実現した、主演ヴィゴ・モーテンセン、ナオミ・ワッツ、監督デヴィッド・クローネンバーグのコンビ作。社会的なテーマとエンタメ性が融合し、ストーリーも最後まで目が離せずスリリング。導入からしてイイ!
2020.08.24
タイトルで観る邦画

ドキュメンタリー『DOGLEGS』は、リング上の一種狂おしいまでの“恋愛映画”

拳を叩きつけあい、拳が出せなければ足や肘、頭や体をぶつけあってギリギリまで闘うファイターたち。なかでも、勝ったほうが引退する大一番、健常者であるアンチテーゼ北島と脳性麻痺のサンボ慎太郎の宿命の対決は、目頭が熱くなった…
2020.08.24
タイトルで観る邦画

深淵な耳の世界のエロティックさーー『耳をかく女』耳かき店員とお客様との“快”なる青春劇

耳かき店で働き、様々なクセを持ったお客と出会いながら、深淵なる耳の世界へといざなわれてゆく物語。合わせて自分の内と外との風通し、“耳管通気”の良さを求める青春劇にもなっており、どこか往年のロマンポルノぽさも!監督:堀内博志、出演:桜木梨奈
2020.08.24
タイトルで観る邦画

多摩映画祭がグランプリに選んだ『私の悲しみ』総勢14人の男女のコンチェルト

舞台は東京。精神の均衡を逸してゆく妻(永峰絵里加)と、「ジョギング」と称して外出し不倫している夫(いとうよしぴよ)をはじめ、総勢14人もの男と女が絡みあい、もつれ合って感情のコンチェルトを響かせていく。監督は堀内博志。
2020.08.24
タイトルで観る邦画

表情豊かな「時代劇版女ウシジマくん!」が活躍する加藤泰監督の大傑作映画!多幸感に包まれる『骨までしゃぶる』

表懸命に働けば働くほど借金が増えていくブラック会社の権化のような遊郭システムに飲まれた女性がやってのける、金と契約と交渉の裏社会からの見事な脱出劇! 監督:加藤泰、出演:桜町弘子、久保菜穂子、夏八木勲、ほか
2020.08.24
インタビュー

ロングインタビュー 富司純子が振り返る!映画監督【加藤泰】とは。加藤泰映画の裏話・魅力

富司さんは『八州遊俠伝 男の盃』でスクリーンデビュー。数えて11作目となる (純情ラブストーリーの名篇)『車夫遊侠伝 喧嘩辰』で加藤泰組に参加した。〜マドロスパイプを口にくわえ、ニコニコと微笑みながらテストを繰り返すんです…
2020.08.24
タイトルで観る邦画

監督・山戸結希の処女作『あの娘が海辺で踊ってる』の記録

乃木坂46堀未央奈主演作『ホットギミック ガールミーツボーイ』ほか、『おとぎ話みたい』『溺れるナイフ』『5つ数えれば君の夢』などの監督、山戸結希のデビューの記録をひもとく。…熱海から東京を目指すアイドル志望の女子高生と、寛容な同級生のひと夏の物語…
2020.08.24
タイトルで観る邦画

『地獄』地獄の使者・石井輝男監督の世紀末アナーキー映画!

1999年いよいよの世紀末。「地獄の使者」がずばり『地獄』なる映画を作った。しかも私財を投げうって。平成ニッポンを震撼させた犯罪者たちを現実で裁けぬのなら、閻魔大王が地獄にて天罰を下してやろうではないか、と大胆不敵な企画を実現させてしまった。
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『直撃地獄拳 大逆転』観れば悩んでいるのがバカバカしくなる、効果テキメンの滋養強壮映画

人間、時にはトコトン追い詰められて、激しく落ち込み、死にたくなることもあるもんだ。そういう緊急時に処方されるべき映画。実際、筆者も久々に観たら救われた。心の中が、軽くなった。三バカチームのドタバタ珍ミッション、下ネタと幼児的ギャグの連発で…
2020.08.23
タイトルで観る洋画

瑞々しい青春『孤独な天使たち』異端ベルトルッチ監督の遺作から意志を振り返る

若き頃はヌーヴェル・ヴァーグに傾倒する余り、自らをイタリアの映画監督と認めず、インタビューでもフランス語を押し通した異端児だったが、本作は30年ぶりに母国のイタリア語で撮影、原点に戻って、デビュー作『殺し』から50周年の節目を飾った。
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ロドリゲス監督初期作『デスペラード』展開無視して銃ぶちかます爆笑&拍手なアクション映画

当時26才の俊鋭、のちに大作アクション映画を手がけるロバート・ロドリゲス監督の初期作。人体実験のアルバイト代+映画仲間が土地を売った金を元手に自主製作した『エル・マリアッチ』にハリウッドが大枚はたいた続編。主演アントニオ・バンデラス。
2020.08.22
タイトルで観る邦画

三浦春馬×多部未華子のキラキラ甘酸っぱい、至極の青春映画『君に届け』

下り坂道。風早は自転車を押しながら歩き、少しうしろをいつものように爽子が付いてゆく。と、ふと立ち止まり、手元を見る。プラネタリウムのチケットが2枚。微笑む爽子。そこに「黒沼!」とにこやかに呼びかける声が。駆け寄って、爽子は初めて横に並んで歩く…
2020.08.22
インタビュー

三浦春馬20歳の復刻インタビュー〜LOVEについて

出演した映画『君に届け』の公開の年。人生にまつわるさまざまなLOVE、舞台、映画、役者であることについてなどを語ったインタビュー記事。
2020.08.22
インタビュー

三浦春馬『永遠の0』復刻インタビュー〜自身の祖父の人生に触れて

「家族への気持ちですね。前以上に深くなりました。あと大きかったのは、僕自身も祖父の過去と出会うことができたんです。すでに亡くなってはいるんですが撮影前、「うちのおじいちゃん、どんな人だったの?」って母に聞いたんですね…」
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『フィリップ、きみを愛してる!』懲役167年の天才詐欺師の仰天人生

詐欺と脱獄を繰り返す男が、離れ離れになった恋人にたった一言「愛してる」を伝えるため、一世一代の勝負に出る! 実話の映画化であるが、病室で死にかけている“詐欺師の回想”で始まるところがミソ。ジム・キャリー、ユアン・マクレガー主演
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早すぎたセカイ系ホラー『ポゼッション』先が読めない不条理にいまもファンが離れない!

館理人 強烈な世界観を持つ1981年のフランス映画のご紹介です! 館理人 レビューをどうぞ! アジャーニの全身女優ぶり、天晴れ! 【概要】劇場公開後のDVDが廃盤になるとDVD中古価格が高騰しプレミ...
2020.08.20
タイトルで観る洋画

映画史に残るとんでもない悪漢にゾワッ!大金を求めて標的を執拗に追う男が圧倒的!『狩人の夜』

大金を求めて標的を執拗に追う男。右手の指の甲には「LOVE」、左手には「HATE」の刺青。愛と憎しみに葛藤しつつ、大金を隠して逃げる子供たちを執拗に追いかける!チャールズ・ロートン監督作、ロバート・ミッチャム出演。
2020.08.19
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俳優語り/松田優作とCM。あのコマーシャルがあの映画監督との仕事だった!

工藤栄一監督が演出した「ビクター ポータブルコンポ√5〈俺の道づれ篇〉」、川島透監督の「マンダム・ギャツビー・ヘアブロー・シャワーフレッシュ」、「TRIANGLE」では崔洋一監督と。松田優作が挑んだコマーシャル映像の仕事と背景。
2020.08.18
タイトルで観る洋画

知的論争エンターテインメント映画『サンキュー・スモーキング』レビュー

話術巧みなタバコ業界の腕利きPRマンの主人公は、植木等の当たり役“無責任男”のUSA版。でも内容は実に硬派。のちに『JUNO/ジュノ』『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞レース参戦のジェイソン・ライトマン監督作。
2020.08.17
タイトルで観る洋画

ジョージ・クルーニー主演『マイレージ、マイライフ』リストラ宣告人の話術とマインドコントロールと迷走

主人公リストラ宣告人を演じたジョージ・クルーニーはジェームズ・ボンド説!?ジョージ・クルーニーが首切り請負人に扮した『マイレージ、マイライフ』を観ながら、前半ふと思い出したのが、「007」=ジェームズ・ボンドのことだった。
インタビュー

蔵出しロングインタビュー【監督・村川透】ロマンポルノ時代〜松田優作映画、石原プロドラマ…村川流の極意!

石原プロのドラマ「大都会」のことも!日活『白い指の戯れ』から話はひろがり村川流ドラマ作りが語られたロングインタビュー。「俺、1本目は「荒木一郎とやろう」ってことだけは決めてたんだ。とにかく荒木という存在が大好きだったんですよ…」
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フジテレビ「月9」をレビュー!連ドラ黄金期からこれまでの流れ

…1996〜97年にかけて、月9ドラマのキャストやスタッフに取材する機会を連続して得た。まずは木村拓哉主演「ロングバケーション」の製作発表に出席、ヒロインの山口智子を囲む記者たちの輪のなかに交ざった…
2020.08.15
テーマ・映画人で観る

岡本喜八監督の映画とは?観るべき?なぜ今?おすすめの見所も解説!

岡本喜八。1943年に東宝入社。エンタの神様=マキノ雅弘監督に主に師事し、娯楽映画の真髄を継承、と同時に、青年期の戦争体験に裏打ちされた反骨精神をスクリーンにぶつけた。たとえば、戦争活劇とウエスタン、ニヒルな世界観が見事に融合した『独立愚連隊』…
タイトルで観る洋画

ザ・ビーチ・ボーイズの、音楽的支柱にして希代のソングライター、ブライアン・ウィルソンの半生『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』

ザ・ビーチ・ボーイズの音楽的支柱にして希代のソングライター、ブライアン・ウィルソンの半生と苦悩についての映画。曲の断片を繋ぎ合わせる技法(モジュラー・レコーディング)を押し進め、「グッド・ヴァイブレーション」の録音風景も描きだす。
2020.08.15
タイトルで観る洋画

米国の迷走感溢れる、“呪われし”カルトムービーのラストを見よ!『断絶』

当時のスターミュージシャン、ジェームス・テイラーとデニス・ウィルソン(ザ・ビーチ・ボーイズ)が役者として主演した映画。互いの車を賭けワシントンまで競うロードムービー。アンチヒーローにも負け犬の美学にも背を向けたアメリカの迷走感が滲み出る。
2020.08.15
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