日活ロマンポルノ『女教師』ドロドロ怒涛の展開!

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Photo by Charlota Blunarova on Unsplash
館理人
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ロマンポルノは、R-18の映画で日活のレーベル。アダルトビデオとは別くくりの、年齢制限のある一般邦画として分類される映画です。

詳しくはこちらで紹介しています。

館理人
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永島暎子主演作、『女教師』のご紹介! 2003年の男性誌コラム記事にて、時代的にもコンプラ配慮皆無な表現となっておりますこと、ご了承くださいませ。

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ロマンポルノ版昼ドラ『真珠夫人』!

【データ】
1977年 監督:田中登 原作:清水一行 主演:永島暎子、宮井えりな、樹木希林、絵沢萠子、境美紀子、森みどり、橘田良江、あきじゅん、蟹江敬三、古尾屋康雅、久米明、穂積隆信

 ドロドロドロドロの、怒濤の展開! これは、ロマンポルノ版『真珠夫人』である。なぜなら脚本を手がけているのが、同じ中島丈博だからだ!!

館理人
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2002年4~6月に放送された昼メロドラマ『真珠夫人』は大きな話題となりました。

 まず、中学校の音楽教師(永島暎子)が放課後にレイプされてしまう。相手は5、6人。どうやら首謀者は、不良生徒の江川(古尾屋康雅)らしい。事なかれ主義の校長(久米明)は事件を穏便に済まそうとし、教頭(穂積隆信)はオロオロするばかり。

 警察を導入すべきと主張する正義派の教師(山田吾一)もいるが、「あの先生、バージンじゃなかったみたいですよ」と、トンチンカンなことを言い出す教師(砂塚秀夫)もいる。この男、江川の担任で、実はレイプ現場を目撃していながら止めず、しかも江川の母親(絵沢萌子)からカネやらカラダをいただいている悪いヤツ。

 女教師は、教育組合の同僚(樹木希林、蟹江敬三)にネチネチといびられ、何者かに「レイプではなく誘惑した」とのデマを流され、自殺未遂を起こす。

 一方、何者かが江川を誘拐し、身代金を要求、映画はさらに先の読めない、ドロドロ指数を増していく。

 ほとんど主役とおぼしき不良学生「江川」を演じていた古尾谷康雅とは、先日惜しくも亡くなられた古尾谷雅人サンの本名。『女教師』は彼の映画デビュー作である。ワイルドでイイ芝居、見せてますぜ。

 女教師の弟に扮したのは、福田勝洋。泉谷しげるの名曲「春夏秋冬」をバックに、江川=古尾谷サンと出会うのだが、本作のあと、二人はもう一度顔を合わす。1980年、『3年B組金八先生パート2』の中で。

 古尾谷サンはあの「俺は腐ったミカンじゃねえ」の加藤優(直江喜一)の先輩、暴走族・魑魅怒呂(ちみどろ)がたむろしてたスナックZのマスター役。で、福田勝洋は桜中学の体育教師役だったのだ!

 それにしても古尾谷サンは1957年生まれ。ってことは『女教師』のときは20才……で中学生。オミソレしました。

轟

ビデオボーイ2003年7月号掲載記事を改訂!

館理人
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