『スター・ウォーズ』ファンが作った、『スター・ウォーズ』ファンが主人公の愛あふれるコメディ映画『ファンボーイズ』!

Photo by Jeremy Thomas on Unsplash
館理人
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エピソード9にあたる『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のあとも、シリーズは続きます!

次の『スター・ウォーズ』3部作は2022年から1年おきに公開予定!

館理人
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スター・ウォーズ映画はもう、世界で同時に楽しめるお祭りですね。

館理人
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こちらは、そんなお祭りをこよなく愛するファンが主役の映画です!

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ルーカスもバックアップ!『スター・ウォーズ』ファンによるファンのための青春コメディ

【概要】

レイア姫役の亡きキャリー・フィッシャー、ダース・モール役のレイ・パークらもカメオ出演する“スター・ウォーズ愛”に満ちた青春コメディ。

館理人
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出演はサム・ハンティントン、クリストファー・マークエット、他。2009年の作品です。

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レイア姫役キャリー・フィッシャーの登場は貴重!

日本ではファンによる署名活動で劇場公開が実現した。

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このエピソードもアツい!

監督のカイル・ニューマンとSWシリーズとの出会いは、1977年初公開の『エピソード4/新たなる希望』。当時1歳半 で、兄弟とドライブインシアターで観たそう!

館理人
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いっちゃん最初に公開された映画ですね!

【レビュー】

  熱狂する対象が何であれ、ファンの放つエネルギーってやつは本当にスゴイ。時には思いがカラ回りしてしまう場合もあるが、でもやっぱり夢中になれるものがあったほうが、人生は楽しいに決まってる。

 そんな真理を描くこの映画『ファンボーイズ』に出てくるのは、『スター・ウォーズ』(以下SW)のファン。はっきり言ってオタクで、童貞感の漂うボンクラな4人組だ。アメリカンコメディではお馴染みの若者像だが、本作がよくできているのは舞台を“1998年”にしたこと。

 つまり、『エピソード1/ファントム・メナス』が公開された前年で、サーガの完結篇『エピソード6/ジェダイの帰還』(公開時のタイトルは『ジェダイの復讐』)から16年経て改めてエピソード1に遡っていく新作を、彼らだけでなく世界中のSWファンが心待ちにしていた時代。

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こちらエピソード1。

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こちらエピソード6。

『スター・ウォーズ』はリアルタイムで観ていなかった人には超ややこしいナンバリングとなってます。エピソードのナンバリング順には公開されてません。

館理人
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公開された順にエピソードナンバーを並べると、以下の通り!

『エピソード4/新たなる希望』
『エピソード5/帝国の逆襲』
『エピソード6/ジェダイの帰還』


『エピソード1/ファントム・メナス』
『エピソード2/クローンの攻撃』
『エピソード3/シスの復讐』

『エピソード7/フォースの覚醒』
『エピソード8/最後のジェダイ』
『エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』

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で、エピソード6公開からエピソード1公開まで、実に16年間も空いてたのでした。

館理人
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通して観ると、エピソード4〜6が古くさく感じるのは、実際古いからです(リマスター&追加CG加工されてますが)。

館理人
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最初に作った3部作の人気がすごかったため、その16年後にまた3部作を作ったのですが、それが最初の3部作より前の時代を描いたもの。

だから分かりやすくなるよう、あとから時代順にナンバリングしたのでした。

 あの“お祭り前夜”のワクワク気分を体験した人ならば、これは無条件で観たくなる舞台設定に違いない。

 が、しかしだ! 世の中にはSWに興味のない方もたくさんいるだろう。じゃあ、そっち方面の人は相手にしていない映画なのか? 答えはNO。

 なんとボンクラ4人組のなかに一人、末期ガンで余命わずかの奴がいて、「死ぬ前に新作が観たい」という最後の望みを叶えるため、皆でSWの創始者ジョージ・ルーカスの本社スタジオ、スカイウォーカーランチに侵入、『エピソード1』の完成フィルムを盗みだそうとするのだ。

館理人
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ジョージ・ルーカスが立ち上げた製作会社ルーカスフィルムが『スター・ウォーズ』シリーズを作っています。本人はエピソード4、1、2、3、で監督・脚本もつとめています。

館理人
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スカイウォーカーランチってのは、食堂っぽい名前ですけど、ルーカスフィルム本社のあるスタジオの名前です。

 一見、広範囲な客層を惹きつけようとした、少々“反則”なシチュエーションに思えるが、ところが驚くことに、これがまったく湿っぽくない作品に仕上がっているのである。

 バカバカしさ全開の、珍道中コメディとして楽しめ、しかもSWという“夢中になれるもの”を通じて結ばれた「絆の強さ」も、イヤミなく綴られてゆく。

 そもそもSWファンである製作陣の熱きエネルギーが御大ルーカスの心を動かし、彼のバックアップもあって、本作は完成した。

 だからこそ劇中の「ファン同士の絆の物語」も信じられるのだ。それにしても……ラストの(シニックな)セリフさえも許したルーカス。なかなか、太っ腹な男である。

(轟夕起夫)

轟

週刊SPA!2010年5月10日号掲載記事を改訂!