高橋悦史

タイトルで観る邦画

岡本喜八監督『吶喊』若者二人の幕末ドタバタ青春映画がエネルギッシュすぎる!

ゲリラといえばこの映画の製作体制もまさしくゲリラ戦の様相で、喜八プロダクションの第1回作品、カネはなくても世の中に「一泡吹かせたる」という気概に満ちている。エネルギッシュな役者陣、それを躍動する手持ちカメラで捉えたのは若き日の木村大作。
2020.11.22
テーマ・映画人で観る

岡本喜八監督の映画とは?観るべき?なぜ今?おすすめの見所も解説!

岡本喜八。1943年に東宝入社。エンタの神様=マキノ雅弘監督に主に師事し、娯楽映画の真髄を継承、と同時に、青年期の戦争体験に裏打ちされた反骨精神をスクリーンにぶつけた。たとえば、戦争活劇とウエスタン、ニヒルな世界観が見事に融合した『独立愚連隊』…
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