タイトルごとに語る[洋画] 一覧

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読む映画リバイバル『それでも恋するバルセロナ』

老いてますます盛んなウディ・アレン監督。キス描写を通じて人間関係をしなやかに綴る (2009年12月1日号より)  老いて、ますますエロくなったと評判のウディ・アレン監督。無論それだけではない。どんな物語もスイスイと運ぶその筆致は健...
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読む映画リバイバル『サムサッカー 17歳、フツーに心配な僕のミライ』

『オーラの泉』よりも心に染みる!? マイク・ミルズ監督の優しいメッセージ (2007年2月6日号より)  その業績は、記し始めたら何ページも費やすことになるだろう。偉才マイク・ミルズ。人気ブランド「X-girl」のロゴや、ビースティ...
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読む映画リバイバル『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』

黒い血を、止血する男 (2015年11月上旬号より) 早朝、上下スウェット姿の男がニット帽をかぶり、ランニングをしている。まるで『ロッキー』(76)の有名な一場面のように。だが、バックに流れているのは当然ながら、ビル・コンティのあの...
2017.02.11
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読む映画リバイバル『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』

断片と総体 (2015年9月上旬号より)  オープニング。なにやら男がひとり、苦悩しながらこう呟いている。  「頭の中に音の断片はあるんだけども、あとが浮かばなくて……」  その男、ザ・ビーチ・ボーイズの音楽的支柱にして...
2017.02.11
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読む映画リバイバル『セッション』

才能を食い合う「モンスター映画」 (2015年5月上旬号より)  この映画を観たあとは感情が高ぶって、ハイテンションのまま、しばらくはバディ・リッチ師匠の神技ナンバーばかり聴いていた。ジャズ史のみならず、ドラマー史上の神々のひとり。...
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読む映画リバイバル『アメリカン・スナイパー』

イーストウッドとスローモーション (2015年4月上旬号より) 「マッチ擦るつかのま海に霧深し身捨つるほどの祖国はありや」 クリント・イーストウッドが監督した「アメリカン・スナイパー」は、観終わって寺山修司のかの有名な短歌を思...
2017.02.06
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読む映画リバイバイル『その土曜日、7時58分』

安っぽい犯罪劇を重厚に描く……これが名匠シドニー・ルメットの手腕なり! (2009年7月7日号より)  安い犯罪。安い人間たちが起こしちまった激安な犯罪。今回ご紹介する映画『その土曜日、7時58分』を端的にまとめればこうなるわけだが...
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読む映画リバイバル『アメリカン・ティーン』

高校生のリアルに迫るドキュメント……のはずが、ドキュメントっぽくないのはなぜ? (2009年3月17日号より)  近年、映画やTVドラマはリアリティを求め、その方法論としてよくドキュメンタリー・タッチを導入する。ナマっぽい映像と臨場...
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読む映画リバイバイル『インフェルノ』

アルジェントの「怖がらせるためには何でもあり」演出満載の支離滅裂ホラー (2007年10月2日号より)  絶妙のタイミングでの初DVD化である。イタリアン・ホラーの鬼才にして重鎮ダリオ・アルジェントが'80年に発表した『インフェルノ...
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読む映画リバイバル『敬愛なるベートーヴェン』

傲慢で粗野でお下劣、でも楽聖……。浮かび上がるベートーヴェン (2007年11月13日号より)  こりゃまた大胆なアイディアを採用したものである。孤高の天才音楽家べートーヴェン(名優エド・ハリス)の晩年に突如登場した若き女性。その名...
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読む映画リバイバル『トゥモロー・ワールド』

驚異の長回し&絶妙な音楽使いが抜群。邦題のイマイチさが嘆かれる傑作だ (2007年3月20日号より)  元ジャーナリストで今は隠遁家、ヒッピー崩れの長老(マイケル・ケイン)が愛聴していたのはストーンズのカバー、イタリアの鬼才フランコ...
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読む映画リバイバル『サンキュー・スモーキング』

主人公は、植木等の当たり役“無責任男”のUSA版。でも内容は、実に硬派だった (2007年9月18日号より)  どこの世界にも“弁の立つヤツ”はいる。本作の主人公の肩書きは、タバコ研究アカデミー広報部長。すなわちタバコ業界のスポーク...
2017.01.07
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読む映画リバイバル『リトル・ミス・サンシャイン』

ポンコツの黄色いフォルクスワーゲンは本当の家族の“ありよう”を代弁する (2007年6月5日号より)  インディーズ作品としては異例の全米スマッシュヒットを記録、先のアカデミー賞でも4部門にノミネートされ、惜しくも作品賞は逃したもの...
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読む映画リバイバル『キンキーブーツ』

脚と靴による官能イメージ、痛快なまでの人生逆転劇が“フィット”したドタバタ劇 (2007年2月20日号発売)  脚と靴との関係は、どこかエロティックだ。つまり、凸と凹との遭遇をイメージさせるがゆえに。あのシンデレラの物語だって、性的...
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読む映画リバイバル『テキサス・チェーンソー ビギニング』

殺人鬼レザーフェイスよりも強烈! リー・アーメイの軍曹ぶりは健在だ (2007年4月3日発売号より)  初めてトビー・フーパー監督の『悪魔のいけにえ』('74年)と出会ったときのことは忘れられない。'80年代初頭、渋谷の雑居ビルの一...
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読む映画リバイバル『ラブリーボーン』

殺された少女の「無念と後悔と怒り」に同化し、ピージャクのイマジネーションも奔放に暴れ回る (2010年7月13日発売号より)  ピージャクこと、ピーター・ジャクソン監督の久々の新作ということもあって、期待が大きかったのだろう。『ラブ...
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