読む映画リバイバル『デート・ウィズ・ドリュー』

ドリューLOVE!な男が悪戦苦闘。“何も持たざる者”のサクセス物語

(2007年6月19日号より)

 あの女優ドリュー・バリモアに無謀にもデートを挑んだ男のドキュメント映画。昨年末の公開時、けっこう話題になったので“結果”まで知っている方も多かろう。 “読む映画リバイバル『デート・ウィズ・ドリュー』” の続きを読む

読む映画リバイバル〈『仁義なき戦い』シリーズは邦画史に残る男たちの群像劇〉

(2000年11月号より)

 暴力と抗争。裏切りと報復。『仁義なき戦い』シリーズといえば、即座にそんなイメージが浮かびあがってくるだろう。

 まあ、たしかにそれはそうなのだ。’73年に公開されるや大ヒットを記録。’74年にかけて連打されたシリーズ5作は、戦後の広島やくざ抗争をリアルに描いたものだった。 “読む映画リバイバル〈『仁義なき戦い』シリーズは邦画史に残る男たちの群像劇〉” の続きを読む

読む映画リバイバル〈『学校』シリーズを振り返る〉

俳優、映画ファンにとってのすばらしい“課外授業”シリーズ

(2000年11月号より)

 山田洋次監督の『学校』シリーズは、タイトルこそシンプルだが、中身のほうはとても滋味深い。何しろ「寅さん」と長年並走してきた山田監督である。さまざまな教育現場に目を向けつつ当シリーズは、教室を飛び出し、いたるところに転がっている人生の“課外授業”を毎回映しだしてみせてきた。 “読む映画リバイバル〈『学校』シリーズを振り返る〉” の続きを読む

読む映画リバイバル『タカダワタル的』

(2004年6月下旬号より)

 今から10年ほど前のこと。「PNDC/エル・パトレイロ」を携え来日した監督アレックス・コックスを迎え、青山墓地にて花見が開かれた。宴もたけなわの頃、ひとりの酔人が倒れるように路上で寝ているのを見た。高田渡だった――。 “読む映画リバイバル『タカダワタル的』” の続きを読む

読む映画リバイバル『シリアの花嫁』

結婚と越境を決めた花嫁の顛末——イスラエル人監督が自国を冷静に見つめた悲劇のドラマ

(2009年10月20日号より)

 世界には、さまざまな“境界線”が存在する。例えばこの映画、『シリアの花嫁』の舞台であるゴラン高原。イスラエルの占領下で、そこは軍事境界線によって分断されている。 “読む映画リバイバル『シリアの花嫁』” の続きを読む

読む映画リバイバル『ア ダーティ シェイム US公開バージョン』

悪趣味監督ジョン・ウォーターズの新作がDVDスルー。映画で味わう“顔射”される気分

(2008年6月24日号より)

 ビックリした。“顔射”をかまされちまったのだ。いったい誰に? 映画にだ! ハイ、ここまで読んで、「よく分かんないけど気になるなあ」と思った特異な方、今すぐこの『ア ダーティ シェイム』を観ていただきたい。 “読む映画リバイバル『ア ダーティ シェイム US公開バージョン』” の続きを読む