ネット「MAG2NEWS」で映画『団地』の阪本順治監督のインタビューがアップされています。

ニュースサイト「MAG2NEWS」にて、映画『団地』の阪本順治監督のインタビューがアップされています。リンクはこちら↓

そこは昭和。阪本順治はなぜ「団地」を舞台にした映画を作ったのか?

読む映画リバイバル『くノ一忍法 卍がらみ』

再検!日活ロマンポルノ

野呂圭介もどっきりの元祖くノ一忍法ポルノ

(1997年9月号より)

 伝家の宝刀とでもいうのか、それを出されただけで全てが丸く収まってしまう、水戸黄門の印籠にも匹敵するスゴい小道具がかつてあった。 “読む映画リバイバル『くノ一忍法 卍がらみ』” の続きを読む

読む映画リバイバル『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』

なぜ、私はこの映画が好きなのか?

(2012年9月号より)

 映画を観たあとはひとしきり、こんなことを考える。「なぜ、自分はその作品が好きになったのか?」と。 “読む映画リバイバル『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』” の続きを読む

ネット「dmenu映画」で『帰ってきたヒトラー』の映画評がアップされました

dmenu映画で、『帰ってきたヒトラー』について書いた記事がアップされました。
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狂気?本気? ヒトラーをコメディ映画にする意味とは

読む映画リバイバル『かぐや姫の物語』

我々は“スターチャイルド”にはなれない

(2013年12月号より)

 告白すれば、予告篇の時点ですでに目頭が熱くなった。洛中の屋敷を飛び出し、十二単をあっという間に脱ぎ捨てて、失踪する“情念の塊”。それが凄まじい描線となり、画面奥へと消えてゆく『かぐや姫の物語』の中の一場面。高畑勲、恐るべし!

 先日、全篇を劇場で観た。いやあ、かぐや姫とはモノリスであり、ボーマン船長であり、HAL9000まで合わせたような存在だった。そう、スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」(68)に登場する重要なアイテムたち。モノリスとは黒い石板、人間をネクストレベル、つまりは進化へ導いていく謎の物体。スターチャイルドになるボーマン船長はその進化過程を体感する選ばれた存在で、HAL9000はといえば、バグって暴走するコンピューターだ。キューブリックは用意していた説明的なナレーションをなくし、本篇が始まる前のプロローグもカットして、観客を意図的に混乱させたが、高畑監督もまた、「かぐや姫がなぜ地球=現世にやってきたのか」を描いたプロローグをまるまる削除、観客の想像に委ねることにした。これは偶然の一致というよりは、古今東西、優れたクリエイターに内蔵されている資質、全てを明かさずに多くを語らせる“術”であろう。

 しかし、こうやっていきなり並べて論じているが、キューブリックと高畑勲、いや、『2001宇宙の旅』と『かぐや姫の物語』の目指した地点は真反対だ。前者は思い切り要約してしまえば現世否定、超人への意志(ニーチェ)を我々に突きつけ、高次の進化を促す。だが後者はむしろこの世を、そして不完全な人間の営みを(曲がりなりにも)肯定している。いわば超人たちの住む月の世界から見れば、地球とは非合理で穢れており、煩悩に満ちた場所だ。高畑版のかぐや姫とはそれを改めて炙り出すための一種の“装置”なのである。進化過程の人間の浅ましさ、欠点を暴き、次々と出会う人々に試練を与えていく。だからモノリス的なのだが、彼女はHAL9000の役割も担っており、内部矛盾を起こした装置としての姿も見せる。記憶に植え付けられた「鳥、虫、けもの、草、木、花、人の情けをはぐくみて」という(高畑勲作詞、作曲による!)わらべ唄の世界に身をひたし、その豊かさを味わい、人間の似姿に近づいて行ったものの、穢れの世界には投入できず月世界を呼び、もう一度、スターチャイルドになる。永劫回帰を生きるボーマン船長のように。

 むろん我々は、かぐや姫みたいには“スターチャイルド”にはなれない。残念ながら。現世など大キライなのに。でも本当にそうだろうか?

 現世にいたかぐや姫は、喜怒哀楽をさらけだし、“情念の塊”となって失踪した。非合理で汚れた、煩悩に満ちた場所で時に優雅、時にのたうちまわり、生を謳歌した。繰り返すが、高畑勲は不完全な人間の営みを(彼だけができる線描で)肯定した。ゆえに、目頭が熱くなったのだ。

 最後にもう一言。技術的な達成という意味でも『かぐや姫の物語』は『2001年宇宙の旅』と並べる価値のある作品だと思う。それは前者が辿ったように、これからの歴史がおのずと照明していくに違いない。

[キネマ旬報掲載]
●監督:高畑勲●声:朝倉あき、高良健吾、地井武男、他●2013年●日本

読む映画リバイバル『壇の浦の夜枕合戦記』

再検!日活ロマンポルノ

もしも先にイってしまいそうになったら、こう云えばいいのだ

(1997年6月号より)

 王朝コスプレポルノ『壇の浦夜枕合戦』は、今でいうなら“壇の浦イメクラ遊び”といった趣の映画だ。 “読む映画リバイバル『壇の浦の夜枕合戦記』” の続きを読む

ネット「dmenu映画」でテレビ番組「トットてれび」について書いてます。

dmenuで「トットてれび」について書いた記事がアップされています。リンクはこちら↓

満島ひかりから目が離せない! いよいよ後半『トットてれび』

次回放送(18日)はいよいよ最終話!

読む映画リバイバル『嗚呼! おんなたち 猥歌』

再検!日活ロマンポルノ

(1997年4月号より)

 ずいぶん前に一人のフェラチオ女が話題になったことがある。 “読む映画リバイバル『嗚呼! おんなたち 猥歌』” の続きを読む

轟夕起夫net 開館いたしました!

轟夕起夫net開館いたしました。
映画リバイバル上映のごとく、映画評のリバイバルやっていきます!
これまで雑誌で書いてきた映画記事から、ほぉ〜へぇ〜おいッな、エロいのからクソマジメなのまであれこれpick upし随時公開!
当時の文字校正ミス分は修正しますが、基本掲載記事のまま!
脳梗塞発症後も右半身麻痺を抱えながら執筆を続ける轟夕起夫のリハビリについてなんかは併映作的にボチボチと。
更新は私、轟夕起夫全般総務担当兼轟夕起夫net館主、ワサB。ちゃんと更新していけるのか一抹の不安を覚えつつのやっつけ開館、こうご期待!