松田優作〜日本映画界を駆け抜けた異端児の遺した伝説

 「俺は24時間、映画のことを考えている」と叫び、常に最高を求めた不世出の俳優、松田優作。わずか16年の俳優人生を駆け抜けた彼が遺した作品は数々の伝説と共に輝きつづける。

(2009年11月号より)

アクション・スターの頂点に上り詰める

  生涯を通じて、希有な表現者でありつづけた男の肖像。松田優作の軌跡を、ここで振り返ってみる。

 1949年、山口県下関市生まれ。彼は非摘出子という境遇をバネに子供時代を過ごした。高校を中退して、アメリカに留学するも、1年足らずで帰国。この挫折の後、’72年、文学座の俳優養成所の一員となる。 “松田優作〜日本映画界を駆け抜けた異端児の遺した伝説” の続きを読む

キネマ旬報で『だれかの木琴』と『怒り』のインタビュー記事が掲載されています

9月5日発売のキネマ旬報下旬号でインタビュー記事を寄稿、掲載されます。

映画『だれかの木琴』の主演:池松壮亮×監督:東陽一【対談】

映画『怒り』 原作者:吉田修一×監督:李相日×プロデューサー:川村元気【鼎談】

『だれかの木琴』は9月10日公開!

『怒り』は9月17日公開!

発売中のキネマ旬報ムックで森田芳光監督について書かせていただきました

発売中のキネマ旬報ムック「1980年代の映画には僕たちの青春がある」に、森田芳光監督について寄稿、掲載されています。

読む映画リバイバル『血を吸うカメラ』

“覗き魔”は主人公ではなく、我々だ

(2010年4月13日号より)

 タイトルから、一体どんな映画を想像するだろうか。『血を吸うカメラ』である。かなりB級な、安いムードを醸し出しちゃっているが、当然これは邦題で、原題は『PEEPING TOM』という。ピーピング・トム。つまり、覗き魔、窃視症。が、こっちはこっちでどうも内容と合致していない気もして、筆者は邦題のほうが好きだ。 “読む映画リバイバル『血を吸うカメラ』” の続きを読む

雑誌クイック・ジャパンに寄稿しました

発売中の雑誌クイック・ジャパン127の映画コーナーで、
『怒り』『オーバー・フェンス』『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』についての記事を寄稿、掲載されています。

怒りオーバー・フェンスアンナとアントワーヌ

週刊SPA!で映画『ヘイトフル・エイト』を紹介してます

DVD発売となったクエンティン・タランティーノ監督の密室ミステリー『ヘイトフル・エイト』の紹介記事が、発売中の週刊SPA!で掲載されてます。

読む映画リバイバル〈アレン、イーストウッド、ゴダール 俺たちの“自作自演”〉

(2015年4月上旬号より)

 ウディ・アレン。クリント・イーストウッド。ジャン=リュック・ゴダール。さて簡単なクイズを。この3人の共通点は一体何でしょう?

 答え。――自分で監督を務めた作品のなかで役を演じてみせる――つまり、“自作自演”の名手である。いや待て。名手ではあるが、ちとニュアンスが違うか。正確には熟練者、エキスパート、スペシャリスト……こっちのほうがより相応しいと思う。 “読む映画リバイバル〈アレン、イーストウッド、ゴダール 俺たちの“自作自演”〉” の続きを読む

読む映画リバイバル『裁判長!ここは懲役4年でどうですか』

バラエティ風を装いながら「スジを通して」人間の性(さが)を描く

(2010年11月下旬号より)

 “他人事の人生”を眺める裁判傍聴人

  知人から聞いたことがある。裁判の傍聴というのはとても面白い、と。そりゃあそうだろう。法廷室ごとに、大なり小なり、バラエティに富んだリアルな人間ドラマが展開されているのだから。 “読む映画リバイバル『裁判長!ここは懲役4年でどうですか』” の続きを読む

読む映画リバイバル『ブラザー・フロム・アナザー・プラネット』

シビアな人種問題を心温まるタッチで描いたSFヒューマンドラマの佳作

(2008年1月29 日号より)

 昨年の12月、アメリカ映像博物館の主催で、監督ジョン・セイルズと名優ダニー・グローヴァーを称える祝典が開かれたらしい。そうかぁ、元気だったか、ジョン・セイルズ! ダニー・グローヴァーとは新作『ハニードリッパー(原題)』も完成させているそうで、まだまだ現役なのが嬉しいではないか。 “読む映画リバイバル『ブラザー・フロム・アナザー・プラネット』” の続きを読む

読む映画リバイバル『全然大丈夫』

愛すべき不器用な登場人物を見ていると、「俺も大丈夫」という大らかな気分になれる

(2008年9月9日号より)

 何をもって『全然大丈夫』なのか。題名の意味を、この映画は前面には押し出してはこない。でも確かに観ていると、「全然大丈夫」という大らかな気分に。つまりこれはそういう御利益ムービーなのだ。 “読む映画リバイバル『全然大丈夫』” の続きを読む

月刊スカパー!で椎名誠さんのインタビュー記事掲載です

発売中の月刊スカパー!9月号で、椎名誠さんのインタビュー記事が掲載されてます。

番組「この映画が観たい〜椎名誠のオールタイム・ベスト〜」の放送にあたり、フェイバリットムービーについて語っていただだいてます。

同誌で、ドラマ「キーハンター」について谷隼人さんと大川栄子さんにもインタビュー、記事掲載されてます。こちらもよろしくお願いします。

読む映画リバイバル『ガール』

中平康の後継!? ワザ師礼賛!

(2012年6月下旬号より)

 50円玉が宙を飛ぶ。それを見上げる人々。場所はとあるオフィスなのだが、なぜ、そんな事態が起こっているのかの説明は今は省く。とにもかくにもその硬貨は、放物線を描きながら、落下し始めるだろう。 “読む映画リバイバル『ガール』” の続きを読む

読む映画リバイバル『赤い風船』『白い馬』

あの“風船おじさん”も観ていた傑作。『フランダースの犬』級の感動が涙を誘う

(2008年12月16日号より)

  君は“風船おじさん”の冒険を覚えているか? 昔(1992年のこと)、風船を26個つけたゴンドラに乗って太平洋を横断しようとし、消息不明になった人。本名は鈴木嘉和というのだが、その風船おじさんも観ていたという傑作『赤い風船』が、ついにDVDになる。 “読む映画リバイバル『赤い風船』『白い馬』” の続きを読む

読む映画リバイバル『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

ポール・トーマス・アンダーソン監督が原点回帰。救いようのない悲劇が胸を打つ

(2008年8月26日号より)

 映画も、たまには噛みごたえのあるものを観なきゃいかんと思う。柔らかいものばかり食べてると、人間、ヤワになってしまうから。

 そこで『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』である。 “読む映画リバイバル『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』” の続きを読む

ネットサイト[シネマトゥデイ]で『後妻業の女』のニュース記事がアップされてます

ネットサイト[シネマトゥデイ]で映画『後妻業の女』についてニュース記事を寄稿、アップされています!

同サイトで、大竹しのぶさんと豊川悦司さんのインタビュー記事も寄稿していますので、併せてよろしくお願いします。

映画『後妻業の女』は8月27日より全国公開!オフィシャルサイトはこちら!

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読む映画リバイバル『イースタン・プロミス』

ヴィゴがフルチンで肉弾戦! 映画史に残る、いや残したい、この名シーンを見逃すな

(2008年11月18日号より)

 フルチンで大乱闘、なんである。

 「いきなり何だあ!?」って話だろうが、とりあえずこの傑作『イースタン・プロミス』のメインイベントを、ひとまず先にお伝えてしておこうかと。 “読む映画リバイバル『イースタン・プロミス』” の続きを読む

読む映画リバイバル『コングレス未来学会議』

死ぬ前に観る映画

(2015年8月上旬号より)

 死ぬ前に、どの映画を観るか?

 何だかいきなり穏やかな話題ではないですが、一度は考えたことありません? かくいう筆者は、 “読む映画リバイバル『コングレス未来学会議』” の続きを読む

雑誌ケトルで映画『イレブン・ミニッツ』について書いてます

発売中の雑誌ケトルで映画『イレブン・ミニッツ』について寄稿、〈40人のここが気になる〉のレビューページに掲載されています。

イエジー・スコリモフスキ監督『イレブン・ミニッツ』は全国順次公開中!

読む映画リバイバル『岸辺の旅』

黒沢清監督にとってラブストーリーの“ラブ”とは?

(2015年10月上旬号より)

 「俺、死んだよ」

 3年間、行方知らずになっていた男はある日、突然妻の前に姿をあらわして、そう口にする。 “読む映画リバイバル『岸辺の旅』” の続きを読む

映画『後妻業の女』〈大竹しのぶ&豊川悦司インタビュー〉ネット公開されました

映画『後妻業の女』〈大竹しのぶ&豊川悦司インタビュー〉記事を寄稿、ネットサイト[シネマトゥデイ]と[Yahoo!映画]で公開されています。

リンクはこちら↓

シネマトゥデイ/大竹しのぶ&豊川悦司インタビュー『後妻業の女』〜2人には1回半くらいの関係があった!?

Yahoo!映画/大竹しのぶ&豊川悦司インタビュー『後妻業の女』〜2人には1回半くらいの関係があった!?

映画『後妻業の女』は8月27日より全国公開です。