タイトルごとに語る[洋画] 一覧

タイトルで観る洋画

動画配信サービスで観られる映画になるまでのストーリーも、なかなかドラマチック。待望されてた傑作『カリフォルニア・ドールズ』

閉館したミニシアター「シアターN渋谷」のラストムービーであり、DVD化難航の逸話をまとう名作。ピーター・フォーク演ずるマネージャーと女子プロレスラー2人のロードムービー。ロバート・アルドリッチ監督作も一挙チェック。
2020.03.10
タイトルで観る洋画

インド発本格派サスペンス・エンターテインメント映画『女神は二度微笑む』

二転三転する展開に翻弄され、術中にはまって完全に手玉に取られ、しかも後からジワジワとトラップの余韻に浸れるおまけ付きのボリウッド映画。東野圭吾原作の『容疑者Xの献身』のリメイクを手がける予定との発表もあったスジョイ・ゴーシュ監督作。
タイトルで観る洋画

サッカールール、オフサイド・トラップが俄然面白くなる不思議。英コメディ『フル・モンティ』

オフサイド・トラップとは?サッカー映画じゃないのにサッカールールが楽しくなるイギリス映画。人間のおかしみとひたむきさが滲み出る良作。監督ピーター・カッタネオ、出演ロバート・カーライル、 トム・ウィルキンソン他。
2020.03.04
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「第九」の「歓喜の歌」演奏自体がラブシーンである意味とは?『敬愛なるベートーヴェン』

映画レビュー。傲慢で粗野でお下劣、でも楽聖。べートーヴェンという複雑なミステリー的人物を幾何学のように扱い、その図象をある女性を通して浮かび上がらせる。監督アニエスカ・ホランド、出演エド・ハリス、ダイアン・クルーガー他
2020.03.03
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老舗ロックバンド感の域ドリームアクションスター映画『エクスペンダブルズ2』

肉体派のレジェンドたちの共演、『アベンジャーズ』のアクションスター版をレビュー!シルヴェスタ・スタローン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、チャック・ノリス!
2020.03.03
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キャスト最高!コメディ役者の競演『ビッグ・ボーイズ しあわせの鳥を探して』

ブラック・ジャック、オーウェン・ウィルソン、スティーブ・マーティン。つわものコメディ役者の共演映画レビュー!原作ノンフィクション『ザ・ビッグイヤー 世界最大のバードウォッチング競技会に挑む男と鳥の狂詩曲』もおすすめ
2020.03.03
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才能を食い合うモンスター映画『セッション』おすすめレビュー

主人公の怪物性が開花するクライマックスに釘付け!バディ・リッチの神技ナンバー、サウンドトラック「WHIPLASH」も繰り返し聴きたくなる。流れでハナ肇も?アカデミー賞作品賞、助演男優賞ほか。監督デイミアン・チャゼル、出演マイルズ・テラー
2020.03.03
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最上級の見世物映画『ゼロ・グラビティ』の怖ろしい底力レビュー

捨てカットなしの純粋SF活劇。宇宙を漂流する登場人物の一挙手一投足から少しも目が離せない。アルフォンソ・キュアロン監督、出演はサンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー。ロジャー・コーマン、ジェームズ・キャメロンと併せて考察も。
2020.03.03
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ポール・ウォーカー『ワイルド・バレット』は全編トップスピード! 童話的、ダークな雰囲気を湛えた傑作アクション

全編トップスピード! 童話的、ダークな雰囲気を湛えた傑作アクション。『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカー主演。サム・ペキンパー、ブライアン・デ・パルマ、ウォルター・ヒルと、アクション映画の系譜も見えてくる、映画レビュー
2020.02.27
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韓国映画おすすめレビュー『カンチョリ オカンがくれた明日』はおふくろの味

祝『パラサイト 半地下の家族』アカデミー賞受賞!注目が集まる韓国映画から、韓流の連続ドラマとは違う魅力のあるおすすめを厳選紹介。王道のボーイ・ミーツ・ガールな物語と、食事が見どころ。
2020.02.27
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UFOスポット巡りの遭遇コメディ!『宇宙人ポール』映画レビュー

『未知との遭遇』『E.T.』『2001年宇宙の旅』に続く?ネバダ州のUFOの聖地、エリア51付近で遭遇する宇宙人がなんとも可愛く見えてくる、子どもの頃のワクワクを呼び覚ますSFライトコメディ。
2020.02.22
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アイコンはブルース・リー。3部作の始まり『マトリックス』を聖書で解説

世紀末に誕生、ウォシャウスキー姉弟監督がキアヌ・リーブス主演で描いた映画はキリスト生誕のシミュレーション!? 肉体の受難、その劇画的な躍動をレビュー。『リローデッド』『レボリューション』と続く3部作の始まりを解説。
2020.02.16
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「フランダースの犬」級の感動が涙を誘うレトロ映画『赤い風船』

『バニラ・スカイ』のキャメロン・クロウ監督も大ファンの映画。少年が赤い風船と出会って仲良しになるシンプルストーリーがたまらない。
2020.02.16
タイトルで観る洋画

悶絶ものでおすすめ韓国映画『哭声/コクソン』の怪物ぶりと國村隼が見どころ

アカデミー賞で作品賞受賞の『パラサイト 半地下の家族』で韓国映画に興味を持った人におすすめ!『チェイサー』『哀しき獣』に続くナ・ホジンの怪作。
2020.02.15
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見どころは多彩なキス!ウディ・アレン監督作の『それでも恋するバルセロナ』

キス描写で関係性を描いてみせるウディ・アレン監督作おすすめ映画。ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム、スカーレット・ヨハンソンのラブコメ。
2020.02.15
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イージー・ライダー続きで観るおすすめベストワン!?『WILD HOGS /団塊ボーイズ』

ジョン・トラヴォルタ主演、疲れたダメ男4人がハーレーに跨り旅に出るコメディ。『イージー・ライダー』ファンならバイカー、ピーター・フォンダが吐く名ゼリフだけでも価値ある1本!
2020.02.11
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読む映画リバイバイル『善き人のためのソナタ』

冷徹な旧東ドイツの“犬”=主人公を通じて、東西冷戦下の“大きな闇”を覗いてみては? (2009年7月31日号より)  人は、カベに穴が開いていればつい覗きたくなるもの。他人の“さま”が気になるのは、本能だからである。ではもし、その本...
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読む映画リバイバル『これは映画ではない』

轟夕起夫が祈りを込めて見つめるイラン映画『これは映画ではない』 (2012年8月号より)  不屈の闘志——と記してはみたものの、書くのは易し。当人の、苛烈な“今”を思うと、もどかしさが募るばかりである。  かような境遇に陥って...
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読む映画リバイバル『誰がため』

際限なき疑心暗鬼……誰が敵で味方なのか? 反ナチス抵抗組織の青年2人が見た悪夢 (2010年6月29日号より)  暗闇に、男の声が響く。「奴らを覚えてるか?」「4月9日のことだ」。そうしてこの戦争大河ドラマ、デンマークの秘史を描いた...
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読む映画リバイバル『アメリカン・ティーン』

高校生のリアルに迫るドキュメント……のはずが、ドキュメントっぽくないのはなぜ? (2009年3月17日号より)  近年、映画やTVドラマはリアリティを求め、その方法論としてよくドキュメンタリー・タッチを導入する。ナマっぽい映像と臨場...
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読む映画リバイバル『永遠のこどもたち』

母と子の“哀しき鬼ゴッコ”の結束やいかに……数々の伏線が回収されるラストも見事! (2009年5月26月号より)  思い返すとあれは、実に不思議な鬼ゴッコだった。「だるまさんが転んだ」。関西では「ぼんさんが屁をこいた」——地域・場所...
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読む映画リバイバル『大統領暗殺』

ブッシュ大統領が暗殺された!? 映画でも現実でも、大統領から目が離せない! (2008年2月12日号より)  アメリカの大統領は、映画の中でも“目が離せない存在”だ。  たとえば戦闘機に乗ってUFOと闘ったり(『インデペン...
2016.10.11
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読む映画リバイバル『チェイサー』

猟奇殺人犯vs元刑事。追う者と追われる者が織りなす一触即発の緊張感がたまらない! (2009年10月6日号より)  金槌とノミ。その男はこれを手にし、快楽を得る。どうするのか。女の手足を縛り、頭部にノミを当て、金槌を振り下ろし、思い...
2016.10.11
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読む映画リバイバル『12人の怒れる男』(ロシアリメイク版)

少年を裁く陪審員たちの重厚なディスカッション・ドラマ (2009年1月20日号より)  往年の名作のリメイクに挑戦するも、あえなく討ち死にしてしまうケースというのはもう、お馴染みのことだが、この映画は違った。'57年製作、主演ヘンリ...
2016.10.11
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